本日も順調に誤作動中

ASD.1980年生まれ東京都在住。

白湯を始めました

白湯

白湯を飲み始めました。
白湯にはすごいパワーが秘められているということが、
蓮村誠著「白湯 毒出し健康法」(PHP文庫)で書かれています。

白湯には、ちゃんとした作り方があります。
ただお湯を温めれば何でもいいというものではないのです。
作り方は
1.やかんに水を入れ、蓋をし、ガスコンロの強火で沸かす。このとき、換気扇も回す。
2.沸騰したら蓋を取り、湯気が上がるようにする。大きな泡がぶくぶく立っているくらいの火加減にする。
3.そのまま10分から15分間、沸かし続ける。
4.飲める程度の温度に冷まして、すするようにして飲む。残りは保温ポットにいれておいてもOK

なぜ換気扇を回すのか?なぜ強火で沸かすのか?ということですが、
この作り方は、インドの伝統療法であるアーユルヴェーダに基づいています。
アーユルヴェーダでは、風(ヴァータ)、火(ピッタ)、水(カパ)という3つのエネルギーが基本にあります。
そして白湯は、この3つのエネルギーが込められた飲み物なのです。
つまり、水(カパ)に、強火で沸騰させることで火(ピッタ)の力を込め、同時に換気扇を回すことで風(ヴァータ)の力が加わります。そうすることで、水と火と風の力が見事に加わった完全な飲み物が出来上がるというわけです。
それを飲むことで、身体の風・火・水のバランスを整えてくれるというのです。
僕も初日に飲んだときには、脳への血流がぐっと良くなった感じを受けました。
飲む時間帯としては、体内に溜まった毒素を一気に洗い流せるので、早朝が望ましいとされています。
朝から、強火でやかんで湯を沸かすというのは、今日一日これから始まるんだという意識付けにもつながっているように思いますので、ルーチンにしたいと思います。

一度沸かした白湯は再沸騰すると、風(ヴァータ)・火(ピッタ)・水(カパ)のバランスが崩れるのでやらないこと。また、IHや電気ケトルでの沸騰させても、火(ピッタ)が加わっていないので、ガスコンロがよいなど、細かいポイントや、白湯を始めた人の体験談などは、
蓮村誠著「白湯 毒出し健康法」(PHP文庫)で詳しく紹介されています。

有機酸検査を受けました

有機酸検査

通っているクリニックで有機酸検査を受けることにしました。

有機酸検査とは、簡単に言うと、身体の中で必要な物質がきちんと作られているのか、作られていないとしたら何が作られていないのかを調べる検査です。

食事を摂ると、体内で消化、分解され、小さな化合物となります。物質Aから物質Bへ、物質Bから物質Cへ…といった形で化学変化が起きて、エネルギーが作られ、それによって生命活動が維持されています。
この身体にとって必要なエネルギーを生成するための、一連のプロセスのこと代謝といいます。
この代謝が行われる際に、活用されるものが「有機酸」と呼ばれるものです。
有機酸検査は尿を採取することによって、そこに含まれる元々腸内に存在していた善玉菌や悪玉菌、代謝の際に使われる有機酸の数値を調べることで、体内の健康状態をより詳しく調べることができます。
主に、消化器官の状態(カンジダなどのバクテリアがどれくらい存在しているか)や、脳に影響を及ぼす神経伝達物質の状態(セロトニンドーパミンなどが適切に作られているか)などを調べることができます。

自閉症などの発達障害を持つ人には、リーキーガット症候群や、腸内がカンジダバクテリアが存在していることが少なくなく、それによって神経伝達物質が適切に生成されないといった問題もあると言われています。

検査を受けることで、代謝のどこが問題なのかが分かり、それによって必要な栄養素を明らかにすることができ、症状の改善に結びつくことができる可能性があります。

検査キットをクリニックで受け取り、自宅で尿を採取して、冷凍保存した後、クリニックへ送付しました。結果が届くまでに約3週間かかるということです。

長年患ってきた、イライラ、情緒不安定、疲れやすさ、日中の眠気、慢性鼻炎といった不定愁訴の原因と対策法が少しずつ明らかになってきています。結果が楽しみです。

 

写真は、検査キットの中身。黄色い蓋のビンに尿を入れ、保冷剤と共に一日冷凍庫で凍らせた後、断熱パックの中にこれらを入れて、クリニックに返送します。

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4ヶ月前の日記

今から、たった4ヶ月前の日記です。

仕事でミスが続いて、抑うつ傾向が強まり、死にたい気持ちになったとも書かれていました。毎日、頑張りたいけど脳が働かない、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態でした。

それが栄養療法に基づいたサプリメントの摂取を始めて1ヶ月で見違えるような効果が現れました。

 

こんなに強靭なやりたい意思を覚悟を持たないと、他人は続かないのなら、初めからみんなやらないはず。第一、みんなそんな切羽詰まった覚悟を持っているように見えない。むしろ、自分よりみんな気楽に構えている。余計な力がない。自分は余計な力を出しきってなんとかかんとかついていっている。
いつまで続くんだ?

俺はおかしい。このままでは何をやってもうまくいかない。持たない。

努力不足とかでは片付かない問題。いきづらさ。人間関係、親との関係、身体の問題、精神の問題。呪われてる?

生きづらさの問題を解決しないと、またやりたいことにチャレンジしても失敗する。
自分を語る言葉がほしかった。
工夫が足りない、努力不足、もっと○○しろ、という安易な解決法ではないことを。
何かが人と同じにやっても、自分はうまくいかない。それが出発点。でも同じにできることもある。不思議。人よりできるところもある。
ますます混乱。

自分のことではなく、回りのことを考えて。そう言われても自分のことを考えてしまう。やりたいけどできない構造。その構造に抗って頑張ると、鬱になる。他人は無責任。自分のアドバイスに責任とらない。

出した答えに対して、最初から私の言った通りだったでしょ?と言う。
結果同じでも、プロセスが違う。納得して結果を受け入れるのとは違う。
プロセスをすっ飛ばして結果だけを実践しているのは、思考停止。
プロセスを飛ばして、結果だけ帳尻合わせるのは簡単。でも、意味がない。
やるなら一つ一つ納得してやりたい。

自分のやりたいこととは、自分は何者なのか知りたい。仕事に結び付いてなくても、貧乏でも、それがやりたいこと。

NHK 助けて!きわめびと「目覚めよ!パパ力(ぢから)」まとめ

NHK 助けて!きわめびと「目覚めよ!パパ力(ぢから)」まとめ
http://bit.ly/2dqdf8I

子どもに好かれるためのテクニック
・子どもの表情・行動をチェックする。子どもが興味を持っている対象に目を向けるのではなく、
興味を持っている子どもの表情をチェックする。
・仲良く遊ぶ極意=子どもに視線を合わせる。視線を合わせた先に子どもの世界が見える。

子どもが人の絵を描くと、顔から手足が生えている絵を描く。これを「頭足人」という。
それだけ、子どもは人を表情で判断している。

好かれたい子どものノートを作り、子どもの好きなもの、得意なもの、苦手なものを書き込んでいく。子どもが通っている保育園に行って、先生から普段はどんな子どもなのか聞いてみる。

人のために生きるということ

「『他人のためになるようなことをすると、幸せになる』ということは、ずっと前から知っていたし、そうしたいと思ってきたけど、なぜかうまくいかない」

「他人のためを思っていろいろしたのに、見返りをもらえたと思ったことがない。あったとしても、すごく希薄だ。だから、本当に他人のためになることをすれば、自分も幸せになるのか信じることができない。こんなことを考えてしまう自分はやはりダメな人間だ」
「だから、他人のために生きるなんてつまらない。そう考える俺はマイノリティでいい。俺は自分のために生きる。自己中でいいや」。

ちょっと前までの僕は、こんな風に思っていました。
今は、「他人のためになることをするのは楽しい」と自然と思えるようになりました。
人の役に立てるのは楽しいと自然に感じられるようになりました。
自分がこんな風な人間的な感覚を自然と抱ける日が来るとは思っても見ませんでした。
これも、栄養療法の成果だと思います。
アレルゲンを避けた食事、食後のサプリ、
一日3回のソイ・プロテインの摂取、1日約1時間おきのビタミンCのこまめな摂取、
こういったことが実を結んでいるのだと思います。

人のために何かをするには、エネルギーが必要です。
これまでの自分には、エネルギーがまったく不足していました。
だから、自分のことで精一杯。
他人のことなんかに目を向けている余裕はまったくなかったのです。

他人のために何かしたくても、疲れるし、しんどい。
そして、「他人のために何かすることがしんどいと思う自分は、人間としてダメだ」。。
そうやって、自分を責めて抑うつ症状を増加させていきました。
あるときは、「しんどくても他人のために頑張らなくてはマズイ」
そうやって、気持ちが焦って、なんとか体を酷使して、頑張っていました。
でも、人のためになろうと気持ちばかりが早まるあまり、結果として人のためにはならない。
結果が出ないと、疲れだけが残る。
「また、どうせ頑張っても、どうせ俺は人の役には立たない」。。
そうやって、傷ついて、自分の殻の中に閉じこもってしまっていました。

しかし、栄養療法に基づく食事とサプリメントを実践して、エネルギーが出てきました。
ストレスに強くなりました。嫌な記憶が頭の中で、繰り返し再生されていたのがなくなりました。
代わりに、よい記憶が頭の中で残るようになりました。
だから自分に自信が生まれます。
自信が生まれると、心に余裕が生まれます。
結果として、他人に良いことをしたいと自然と思えるようになってきました。

今までの生きづらさは、エネルギー不足が原因だったなんて。
なんて、単純な原因だったのでしょうか。
あれだけ複雑にいろんなことを思い巡らせていたのに。嘘のようです。
自分は生きていてはいけない人間なんだと、死のうとしたこともありました。
単なるエネルギー不足で命を落としてしまっていたら、何ともやるせないことです。

無知は不幸だと思います。情報があれば、こんなに苦しまなくても良かったのです。
いや、情報は既に存在していたのです。
僕は情報はないかといろいろと探していた。でも、出会わなかった。
適切な情報が自分の元に届かなかった。
僕の周りに、医師も含め、知っている人がいなかった。

僕は、一人でも多くの人にこの栄養療法のことを知ってほしいと思います。
そうすれば、僕と同じようなことで苦しまずに済むかもしれない。
良くなりたいと思って頑張っているのに、適切な情報がなければ、
それは無駄な頑張りになってしまいます。
それは、不幸なことです。
頑張ることの効能を人が信じられなくなった社会は、間違いなく崩壊します。

適切な方向へ頑張れば、人は必ず幸せになれる。
それを信じることができる社会は、かならず繁栄します。

ただ、人によっては「適切な方向」はどこなのかを探すのが難しい。
「適切な方向」を見定めるためには、自分が何者であるかを知ることが重要です。
「適切な方向」に向かっているはずなのに、何かおかしいと感じたら、自分は何者であるかの定義が間違っている可能性が高いです。

不定愁訴を感じたら、今まで自分がどんなものを食べてきたのかを振り返ることは重要です。
また、リーキーガットを疑ってみることも重要です。
僕は、検査を受けることで自分が何者であるかがわかり、何をすれば(食べれば)いいのか、何をしては(食べては)いけないのかが、分かりました。そうやって、ようやく「適切な方向」が見えてきました。

僕は僕の「適切な方向」を、たくさんの方から教えてもらいました。
だから、僕はそのお返しをしたいと思っています。
「してもらってよかったことを人にしてあげること」。自然な感情として今、感じています。
だから、僕はこれからもっともっと栄養について勉強して、いろんな人に伝えていきたいのです。

一日の摂取サプリ

現在、僕が摂っているサプリメントです。

もともとクリニックで処方されていたサプリメントでは、いまひとつ効果を実感しきれずにいたため、さまざまな情報を頼りに自分で効果を実感できるもの試しながら、現在の形になっています。主な購入先は、iHerb(http://jp.iherb.com/)です。

海外のサプリメントは、コストパフォーマンスが良く、良質のものが多いです。

日本の薬局で売られているサプリは、それぞれの含有量が少ない割りに値段が張るので、お奨めしません。僕もかつては日本のサプリを使っていましたが、飲んで効果があるのかどうか良くわからないという感じでした。また、サプリをたくさん摂るというのは、却ってよくないのでは、という疑念がありました。そのため、サプリメント自体のイメージが決していいものではありませんでした。

しかし、クリニックで海外のサプリを紹介してもらったときは、不定愁訴があまりに酷かったので、とにかく助かる方法があるのならなんでもやるという覚悟でしたので、抵抗なく始めることができました。

iHerbは、アメリカから商品が輸送されるので、到着まで大体約1週間かかります。

別にiHerbの回し者でも何でもないのですが、iHerbは、自閉症の症状改善には必須のツールです。

 

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サプリを今の量を飲み始めたときは、最初の1週間は、夜中に目が覚めました。

目が覚めたとき、心臓がドクドクしていました。すると、肝臓あたりが動き出して、血管を通じて脳のほうへ栄養がコポコポコポと音を立てながら流れていくのを感じました。目が覚めたのは、今までこんなに大量に脳への栄養が作られたことがなかったので、脳まで運ぶために心臓をドクドク動かす必要があったのかもしれません。

今は、夜中に起きることもありません。サプリによって大量の栄養が作られるとき、身体がそれに順応するまでは多少時間がかかるのだと思います。

ですから、今まで何もサプリを摂取したことのない人が、いきなり上記のような量を飲みだすと、身体が異変を感じることもあるかもしれません。

その人にとっての適切なサプリは、人によって違います。

少なくとも僕は、今のこの使用でうまくいっているに過ぎませんし、もちろん、これが最高の正解かはわかりませんので、これからもいろんなサプリを試してみるつもりです。今は、ビタミンCを1時間に1000mg摂取することをトライしています。

同じような不定愁訴で悩んでいたり、発達障害自閉症で困っている方などに、何かの参考になればと思い、紹介しました。

グレーゾーンアスペルガーまとめ

・グレーゾーンはやたらと気が利いてしまう。
通常のアスペ本には、「気が利かない」「空気が読めない」といった特徴が書かれている。
しかしグレーゾーンアスペは、見捨てられ不安、人から嫌われる恐怖に苛まれており、
常に顔色を読んでいる。器用な人より気が利いてコミュニケーションが取れてしまう。
しかし、快適でない。常に緊張、フル回転、高い緊張状態。まじめで、責任感が高く、評価落としたくない。自分を押し込めて、犠牲的な振る舞いをする。

・グレーは優秀さゆえに理解されにくい
アスペは困った人という世間のイメージがあるが、グレーゾーンゆえに優秀な人もいる。そのため、グレーは周りから理解されにくい。

・グレーはグレーゆえにアスペ本を読んでも混乱する
自分は何か生きにくいということで原因を探すうちに、「自分はひょっとしてアスペではない
か?」と思って、アスペ本を読むが、当てはまる部分もあるが、当てはまらない部分も多々あるため、ぴったりとこれだ!と思うことがない。
そのため、「アスペではないのかもしれない。とか、やっぱり自分の思い違いなのかもしれない。自分がうまくいかないことを病気を理由にして、努力不足であることに蓋をして自己正当化しようとしているだけの卑怯な人間だ」と自分を責めたりする。

・間違った方向への一生懸命努力をして、疲弊する
結局、生きづらいのは自分の努力不足が原因だという精神論に舞い戻り、症状改善する方向とは違う方向に努力する。無駄な努力をして、疲弊する。俺はこれだけ頑張っているのに、なんで結果が出ないんだと、自分を恨む。

グレーは対人不安を感じる、いつも緊張を感じる、突然のことに動揺する。
予定していたことが無くなると、「見捨てられるのではないか」と恐怖を感じる。
さっきまで仲良く話していたのに、別れると「もう会ってくれないんじゃないか」と感じる。

いつも不安や恐怖を抱え、体が無意識に緊張しているのだが、
グレーはある出来事があった時に、不安や恐怖を感じたという話し方をする。
その時に感じた恐怖や不安は、健常者以上に不安や恐怖を感じてストレスとなり、いつまでもその嫌な記憶が脳に残り続け消耗してしまうわけだが、グレーはその不安を上手く伝えられることができず、一部しか話さない。

そのため、それを聞いた健常者は、「そんなことみんなよくあることだよ」
「あなたがアスペだったら、みんなアスペってことになるよ」と切り捨てて、グレーのつらい経験をグレー特有の不安であることを理解できない。それどころか、そんなことだけで、自分をグレーだとか思う必要ないよ、気にしなくていいよと言う。

そう言われて、分かってもらえないつらさをさらに味わったり、やっぱり自分が気にしすぎなんだと自分を責める。

「それくらい普通のことだよ気にしすぎだよ」と一般の人が思って流せることが、
脳の中でいつまでも残り続けて、以後もふとしたときに嫌な経験がフラッシュバックしてよみがえり、気にしないようにしたいのに、それをすることができない。