本日も順調に誤作動中

ASD.1980年生まれ東京都在住。

「脳はバカ、腸はかしこい」 藤田紘一郎著(三五館)まとめ

現代社会の問題は「脳の暴走」が原因。野の暴走を抑えることで、健康になり、活力が戻る。
脳をコントロールするのが腸。脳死しても腸は死なないが、腸が死んだら脳は死ぬ。
腸内細菌は、幸せ物質(セロトニンドーパミン)の前駆身体を脳に送るだけでなく、消化を助け、ビタミンB,C等を合成し、免疫力の70%を作っている。
ドーパミン 生きる意欲 快をもう一度味わいたい。より良い快を得たい(学習意欲) 少なすぎると無気力 多すぎると奇行
セロトニン 興奮と抑制の調整 少ないと抑うつ的orイライラ 体内の90%のセロトニンは腸に存在。8%が血小板に取り込まれ、脳には2%。
セロトニンの敵は活性酸素→抗酸化力のある食事 オリーブオイル、ビタミンC
プロテイン(+Ca+VC+胃酸) →L-フェニルアラニン(+葉酸+鉄+ナイアシン)→ L-チロシン(+葉酸+鉄+ナイアシン) →L-ドーパ(+VB6)→ドーパミン(+VC+銅)→ノルアドレナリン
プロテイン(+Ca+VC+胃酸) →L-トリプトファン(+葉酸+鉄+ナイアシン) →5-HTP(+VB6)→セロトニン(+SAMe+マグネシウム)→メラトニン
葉酸ナイアシン・VB6は腸内細菌が合成する。(もちろん食事からの摂取も可能)ドーパ→ドーパミン5-HTPセロトニン 腸内細菌によって脳に運ばれる
腸内細菌が免疫の70%を作っている。
食に無関心の青年時代 性的モラルの欠如、人の不幸を内心嬉しがる インドネシアの野性的生活に触れ、あるがままを受け入れよう
きうょは あふめりです。 あつい ひが ついづて いけたど やっとすしずく なって きしまた。「文脈効果」
ねずみにストレス与える→逃避したい。またあの快楽を味わいたい→脳の報酬系を活性化→βエンドルフィン、ドーパミンセロトニン過剰
ミミズ 素晴らしい腸内細菌→良質の糞→やせた土地を肥沃にする→ダーウィンも最後に研究

脳は食べ物が安全かどうかを判断できない。腸は有害物質を拒絶反応し、下痢や嘔吐を起こして体を守る。便秘や下痢は防御反応の結果。

ストレス→消化管内でカテコラミン発生→腸管内で病原性が高まる→腸内細菌に悪影響
ストレス→視床下部→下垂体前葉からACTH分泌→副腎でコルチゾール→腸内細菌に悪影響

腸内細菌は子供の脳の正常な発達を促す。

大食いによって癒される脳、壊される腸
炭水化物、砂糖摂取→満腹時に出るPOMCを破壊
脳は糖を欲しがり、腸は糖の摂りすぎを嫌がる 低血糖症が神経回路を狂わせる
過剰な糖分の摂取→活性酸素と結合し変形→タンパク質と結合→AGEsゴミタンパク誕生→皮膚のたるみ、神経破壊

飽和脂肪酸 食べるなら控えめに バター・ココナッツ油・ラード
不飽和脂肪酸 
 一価不飽和脂肪酸・・・オメガ9 オリーブオイル 良質なものを普段で使う 
 多価不飽和脂肪酸・・・オメガ6 紅花油 コーン油 摂りすぎ注意 火に強い
            オメガ3 αーリノレン酸EPA/DHA えごま油、しそ油、ブラックオイル、青魚 火に弱い
脳はバカなので、「油をもっと摂れ」と命じる→巷ではオメガ9と6ばかり。腸は消化されなかった分は、下痢を起こし吐き出す。

スーパーサイズ・ミー」肝臓炎、うつ状態、体重増加、性欲減退、ファストフード中毒