本日も順調に誤作動中

ASD.1980年生まれ東京都在住。

栄養療法について

中学生のころから、「自分には何かが決定的に欠けている」という漠然とした意識をもっていて、その「生きづらさ」の正体が何なのか、根本原因を探し求めていました。
その中で、いろいろな試行錯誤をした挙句、ターニングポイントとなったのが、今年2月に発達障害自閉症スペクトラム)と診断されたことでした。
それから、いろいろな本やネットの情報を頼りに症状改善の取り組みを続けてきました。
たとえば、岩本友規さんが書いた「大人の発達障害の育て方」では、読書会の存在を知り、そこから毎週のように読書会に通い始め、様々な方といろんな本との出会いがあり、今に至ります。
こうした中、私に最も大きな影響を与えたのが、発達障害カウンセラー吉濱ツトムさんが書いた「隠れアスペルガーという才能」でした。
この本の中に、発達障害の改善には肉体改造が必要と書かれていたため、ジム通いを始めました。
日々、試行錯誤を重ねながら、今に至ります。
さらに、吉濱さんのセッションを受けることを決め、遅発性アレルギー検査を紹介していただきました。紹介していただいたクリニックで検査を行ったところ、立派なリーキーガット症候群であることが分かり、食事指導とサプリメントの摂取が始まりました。
また、WAISⅢという発達障害の心理検査を受け、その結果、得意なことと不得意なことのばらつきが大きく、発達障害だということが分かりました。こだわりが強く、ある特定の分野を深く掘り下げるのが得意であるということや、口頭で人に説明をしたりするカウンセラーや講師に向いているということも分かりました。
さらに、最近ではサプリメントの摂取について、吉濱さんからさらなるアドバイスをいただき、米国からの輸入サプリメントを購入し、摂取を初めました。

これが劇的に自分の症状の改善に繋がりました。

そこで、分子栄養学に基づいた栄養療法に関心が高まっています。
栄養療法とは、薬をなるべく使わない代わりに、食事やサプリメントで、病気を予防したり症状を緩和させたりする治療方法です。

栄養療法の中で、ひとつのキーワードが、ドーズレスポンスという考え方です。

ドーズレスポンスとは、サプリメントなどで栄養を大量に摂取するというものです。
ビタミンやミネラルは身体を動かすエネルギーを作り出す大切な成分ですが、通常の食事では
それらを必ずしも十分に摂り切れていません。
もちろん、食事だけで必要最低量の栄養は確保することはできます。
しかし、その後、必要最低限の栄養摂取量を超えて栄養を摂取しても吸収はあまりされません。
しかしさらに、必要なビタミンやミネラルを過剰に摂取すると、今度はそれらが、体を作る大切な役割(補酵素)として働いてくれる。

ドーズレスポンスとは、まさにそのことを狙った方法なのです。

現在、私は、ビタミンABC、コリン、EPA/DHA、Mg、鉄、亜鉛、消化酵素などを飲んでおります。すると、劇的に精神と体が変わりました。。
今後は、その栄養療法について詳しく書きたいと思います・